1950-01-31 第7回国会 参議院 本会議 第15号 朝は大体熱病患者に対しましても、かちかちのパンと、戰場で残つた粉味噌を使いました一種異様な臭いのある味噌汁、それに僅かに菜つ葉の浮いておる程度のものであります。晝の御飯は代用食で、冷たいうどんが粗末なお椀に少し入つておる。二銭銅貨大の何か種もないような天麩羅が一つでも付いておる日は、今日は脂肪分がとれると言つて大変喜ぶ状態であります。 深川タマヱ